脂肪と肥満細胞
肥満の理由は、「排泄の量よりも、摂取している量が多いから」というのが一番多いです。しかし、まだ幼いうちから肥満気味な人も少なからずいます。ほぼ幼少期までに「肥満細胞」が体内で作られることがあります。これが人間が太る原因にもなっています。やせにくい体質の人は、子どもの頃にカロリー豊富な甘いお菓子やジュースなどをたくさん食べていたのかもしれません。それが肥満細胞が増えた原因で、大人になった後も痩せにくくなります。このことを逆手に取って、肥満細胞を少なくしておくことができます。子どもの頃にカロリーを取らなければいいのです。そうすれば、多少の食べ過ぎでも簡単に体重が増えない体質が維持できます。後は、遺伝性の物もあります。太り気味な体質の人は、家族や親戚なども似たような体型のことがあります。これは家族揃って遺伝形質的に太りやすいからです。脂肪が増加する要因として、食べるカロリー量より使うカロリー量がずっと多いことがあげられます。使わない脂肪が貯め込まれるのです。現代人の多くは運動不足気味です。それでいて食生活は脂質が多いので余ったエネルギーが贅肉となり、痩せにくい体質を作っています。
やせるメカニズム
やせたいと思う理由は様々あると思いますが、望みどおりに、しかも健康的にやせるためにはどうすればよいのでしょう。本当の意味での「ダイエット」とは美しくやせることで、ただ体重が減ればよいというわけではありません。さらに、一時的にやせた状態になるだけでは本当のダイエットができたことにはなりません。ダイエット後に体重が戻ってしまうリバウンドを起こさないためには、やみくもに体重を減らすのではなく、脂肪を減らすことを考えなければなりません。上手なダイエットのためには、やせるメカニズムを知っておくと効果的にやせることが出来ます。人間の身体は本来水分が50〜60％、固形成分が20〜30％、脂肪が20〜15％となっています。これが食べすぎや運動不足などによってバランスが崩れ、脂肪の割合が多くなってくると、「肥満」の状態となります。やせたい人はまずこの体脂肪を減らす努力をしましょう。体脂肪を減らすには食事のコントロールと運動を行い脂肪を燃焼させることが大切です。そして筋肉を増やし「基礎代謝」というエネルギーを消費していく力をアップさせること、これがやせるためのメカニズムなのです。健康的なダイエットを実現させるためには、やせるための身体のメカニズムに沿った食事、運動をするよう心がけることです。
やせたいと思う理由
痩せたいと思っている人がとてもたくさんいます。平均的な体重でまったく太っていないのにまだまだ痩せたいと思う人が多いです。実際全く太っていなくても、やせたいと思っている人は多いはずです。やせたいと思うのには、自分の体型に自信がないからだと思います。女性が恋をすると、より自分を魅力的に見せたいと思い、やせたい願望が強くなります。医者から、このままの体重では病気にかかりやすいと言われ痩せなければと思っている人も多いでしょう。一概にやせたいといっても、理由は人それぞれ違います。やせてきれいになりたいと思うのは、女性なら誰でもそう思います。太っている人がやせると、やっぱりきれいになった気がします。他人から見るとぜんぜん太って見えない人もたくさんいます。自分が太っていると思い込んでいるだけなのです。いつも通りの自分以上に無理をすることは、自分に負担をかける事にもなります。自分自身を素直に信頼し、自分の個性を愛してみることも大切です。これが自分なんだと開き直ってみると心にも余裕が生まれ、自分らしくいきいきとしてキレイになれると思うのです。
